訓練・検定手順
手順1 [ 試験片着荷姿 ]
試験片1セットの内訳は下記の通りです。
- ①:SN400B t16-150×120 開先加工付 1枚
- ②:SN400B t22-150×120 1枚
- ③:裏当金 FB-9×25 1本
- ④:セラミックタブ 2個
すべて揃っているかご確認ください。
手順2 [ 試験片の組立 ]
一辺をガイド面に沿わせてルート間隔を定めてクランプする。
裏当金および取り付け面はサンダー等にて黒皮を除去し裏当金取り付けする。
手順3 [ 溶接 ]
裏当金によって組み立て溶接する。
溶接変形を避けるために台板等にクランプする。
フラックスタブを固定治具で固定して溶接を実行する。
手順4 [ 溶接完了 ]
手順5 [ 確認 ]
フラックスタブを除去し、外観を確認する。
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確認後、検定受験を希望の方は訓練協会へ提出。
※受験の場合溶接作業の前に、本人確認写真が必要になります。
手順6 [ 検査 ]
協会に届いた試験片にまずUT検査合格確認試験を実施します。
手順7 [ 判定 ]
判定者により判定基準面(刻印面)まで切削します。
この判定基準面と検定端面との差は0.3mmです。
本検定の最大の特徴です。
手順8 [ 合否 ]
切削、研磨後判定基準に従い、厳正に合否の判定を行う。
【合格例】
【不合格例】
切削時に明らかな不合格欠陥と判明された場合は不合格と判定する。
【不合格例】では「溶け込み不良」が見られ<判定基準>の②、⑤をクリアしていないため不合格となります。
試験片を受験者のもとへ返送します。
合格の場合は、試験片と共に証明書(カード型)を同封します。
証明書カード 表
証明書カード 裏